芦原会館 勝浦支部です。
24/6/2 の稽古内容を記事にします。
最初に稽古メニューです。
①柔軟
②基本稽古
③移動稽古・シャドー稽古
④ミット稽古
⑤約束組手
⑥サバキ・組手
⑦補強
⑧自主トレ(サバキ・組手)
順番に見て行きます。
①柔軟
空手用の柔軟運動です。
開脚を含めて、全身を伸ばしていきます。
理想の武道的挙動として、脱力することが必要になります。
柔軟により柔らかく動くことができれば、脱力に繋がり、技の威力が上がります。
芦原カラテの技術ビデオのナレーションを紹介します。
「常に柔らかく動く。柔らかさはより強力なインパクトを秘めており、相手のどんな変化にも対応できるのである。」
達人の芦原英幸先生の動きは非常に参考になります。
②基本稽古
以下が基本稽古の内容です。
相手は前に居るので、どの技も目線は常に前に置きます。
【突き】
(右三戦立ちから)正拳中段突き、正拳上段突き、正面アゴ内、裏拳顔面打ち、回し打ち
(騎馬立ちから)下突き、ヒジ打ち
【受け】
上段受け、中段外受け、内受け、内受け下段払い、下段払い
【蹴り】
前蹴上げ、ヒザ蹴り、金的蹴り、前蹴り、回し蹴り、横蹴上げ、横蹴り
【突き】
円形逆突き
③移動稽古・シャドー稽古
移動稽古は、
【通常の移動稽古】
・前屈立ちからの 追い突き、逆突き
・蹴りの構えからの 前蹴上げ、前蹴り、回し蹴り
に加えて、
・ジグザグステップからのローキック
・騎馬立ちからの鉄槌(前回り→前回り→後ろ回り)
ジグザグステップからのローキックは、着地と同時にローキックします。
以下が参考動画です。
シャドー稽古の内容は、本日の約束組手の内容です。
④ミット稽古
以下が本日のメニューです。
・組手構えから、左パンチ→右パンチ→引いて右ヒジ打ち
・サウスポー構えから、右パンチ→左パンチ→引いて左ヒジ打ち
・回す右ヒザ蹴り
・回す左ヒザ蹴り
・右中段回し蹴り
・左中段回し蹴り
⑤約束組手
本日の約束組手のテーマは、相手の右パンチに対しての対応です。
サバキの挙動としては、
1)相手の右パンチに対して、ステップバック→外受け→右パンチ
2)相手の右パンチに対して、外受けしながら③のポジショニング→右パンチ→右ヒジ打ち
どちらの挙動も複雑さはなくシンプルですが、適正な間合い・タイミングを突き詰めていきます。
1)は初心の型1の2の挙動です。
パンチの間合いはショートです。
現実の組手では、パンチに対して大きくステップバックすることはまずないことと、少しでもインパクトの位置をずらしてやると、多少当たってもダメージはないです。
まずは、ステップバックのみで、ギリギリ当たらない位置の確認と、下がるタイミングを計ります。
位置感覚を掴んだ上で、外受け→右パンチと繋げます。
右パンチの際は、必ず自分の左手を前に置き、相手が追撃できないようにフォロー・ガードします。
2)は実戦の型1の2の挙動 です。
これも、ポジショニングで適正な位置を取ることが重要です。
離れすぎると、自分のパンチ→ヒジ打ちが当たらないです。
⑥サバキ・組手
参加者全員で総当たりします。
黒帯-色帯はサバキ、黒帯同士で同じ段位なら組手とします。
時間は30秒/1ラウンドです。
色帯は攻撃がメインで、黒帯から攻撃を受けることがなく、レベルに応じた安全な稽古内容としています。
⑦補強
足を上げる腹筋と、腕立て伏せです。
コンディション・年齢に応じて、各自でペースを考えた上での補強運動です。
終礼・掃除
道場の全体稽古は、ここで終了です。
時間は、17:00~18:30 の1時間30分です。
終礼して、稽古場所の掃除をします。
お疲れ様でした!
⑧自主トレ(サバキ・組手)
希望者のみ参加の自主トレでは、サバキ・組手の稽古です。
本日は、一般部黒帯2名と少年部黒帯1名が参加。
1人当たり、30秒/ラウンド × 8ラウンド としました。
黒帯は、組手・サバキの両方の技術を磨いていきます。
本日の稽古は、以上で終了です。
ここまで読んでくださりありがとうございました!!