芦原会館勝浦支部の6/16の稽古内容です。
今回は、徳島支部からの参加者もいました!
具体的な稽古メニューは以下です。
①柔軟
稽古の一番最初に柔軟運動をします。
関節の可動域を増やすことで、ケガ防止と技術向上に繋がります。
②基本稽古
基本稽古の内容です。
号令を聞いて即反応して、各技を出すことで、組手時の反応速度も上がります。
【突き】
(右三戦立ちから)
正拳中段突き、正拳上段突き、正面アゴ内、裏拳顔面打ち、回し打ち
(騎馬立ちから)
下突き、ヒジ打ち
【受け】
上段受け、中段外受け、内受け、内受け下段払い、下段払い
【蹴り】
前蹴上げ、ヒザ蹴り、金的蹴り、前蹴り、回し蹴り、横蹴上げ、横蹴り
【突き】
円形逆突き
③移動稽古・シャドー稽古
【通常の移動稽古】
・前屈立ちからの
追い突き、逆突き
・蹴りの構えからの
前蹴上げ、前蹴り、回し蹴り
に加えて、以下も取り入れています。
・ジグザグステップからのローキック
・騎馬立ちからの鉄槌(前回り→前回り→後ろ回り)
騎馬立ちからの鉄槌は、高さ一定で移動します。
キツい体勢ですが、慣れてくると足腰が安定してきます。
また、回りながら移動すること(=円の動き)で、芦原空手の最重要技術でもある「ポジショニング」の鍛錬にもなります。
シャドー稽古の内容は、本日の約束組手の内容です。
④ミット稽古
以下がミット稽古のメニューです。
・顔面高さへの右ヒジ打ち
・ 〃 左ヒジ打ち
・前方は刺す右ヒザ蹴り
・ 〃 左ヒザ蹴り
・ワンツーパンチ → 右中段回し蹴り
・右前蹴り
・左前蹴り
⑤約束組手
本日の約束組手のテーマは、相手の右上段パンチに対してのサバキです。
サバキの挙動としては、
1)相手の右上段パンチに対して、
ステップバック→
外受け→
右パンチ→
右回し蹴り
2)相手の右上段パンチに対して、
外受けしながら左サイドへポジショニング→
右パンチ→
(相手の右足内ももへ)右ローキック で崩す
1)は初心の型1の3の挙動、2)は実戦の型2の9の挙動 です。
普段の組手・サバキでは、顔面パンチは無しがベースのため、あまり稽古しない上段パンチの対応です。
護身武術なので、安全性を担保した上での、顔面攻防も入れるべきと考えております。
⑥サバキ・組手
黒帯はサバキのため、色帯は攻撃メインで黒帯から攻撃を受けることはないです。
レベルに応じた安全な稽古内容としています。
時間は30秒/1ラウンドです。
⑦補強
足を上げる腹筋(レッグレイズ)と、腕立て伏せです。
コンディション・年齢を考慮し、無理のない範囲での補強運動です。
自重を使った腹筋は色々ありますが、大きくは「レッグレイズ」と「シットアップ」の2つかと思います。
足技を使う武術のため、勝浦支部では股関節周辺も鍛錬できるレッグレイズ系を推奨しています。
ここまでで全体稽古は終了です。
17:00~18:30の1時間半でした。
⑧自主トレ(サバキ・組手)
希望者のみ参加の自主トレでは、サバキ・組手の稽古です。
本日は、一般部2名と少年部1名の参加でした。
1ラウンド30秒で、黒帯1名に対して色帯が交互に攻めていきました。
色帯は4ラウンド 、黒帯は8ラウンドでした。
色帯は攻撃力UPを目的として攻めていき、黒帯はサバキ技術向上を目指します。
自主トレでもレベル応じた安全な稽古としています。
今回の稽古は以上です。
参加者の皆さん、お疲れ様でした!